葬儀というものはあまり経験できないうちのひとつかと思いますが、その中でも比較的少なそうな「創価学会」と「カトリック」の式を経験したことがあります。ちなみに私自身は無宗教で、各宗教に対する思い入れ思い込みみたいなのはありません。

 

創価学会の葬儀

創価学会は親戚として遺族側での参加。いわゆる身内葬でしたが、学会の方々が多くお見えになり、葬儀場のキャパちょうどくらいの人数でした。おそらく直接は関係のない学会員もいたと思います。

お経を唱える時は、お坊さんではなく、スーツを着た学会のお偉いさんがリードして法華経などを読み上げます。すると学会の方々も一斉に唱え始め、故人を弔う人々の一体感が強く感じられましたが、そうでない私達は同時に疎外感を覚えます。

ご焼香は3回が基本ですが、そこまで形式張った感じではなく、各々が本当に慈しむ様子が感じられるような雰囲気があります。

香典は不要なケースが多いらしいですが、私達の場合も香典は受け取りませんでした。他の宗派でも香典が不要な場合があります。そのとき日本人としては「それでもやっぱり持っていった方がいいよね・・・」と思いがちです。しかし、本当に不要なので、喪主側の指示に従って問題ないと思います。
それでもご厚意で差し出してくれる人がいますが、もしそれをやってしまうと他の人たちが気まずくなるのでやめたほうがいいでしょう。

 

カトリックの葬儀

場所はもちろん教会で行います。基本スーツですが、私服姿の方もいました。開式に聖歌を皆で歌い、その後牧師さんのお話があります。キリスト教は死に対して肯定的なので、日本の葬儀とは違い、牧師さんの様子も揚々としています。

カトリックの場合は焼香ではなく献花を捧げます。私は事前にやり方を調べていきましたが、その通りに行っている人はあまりいないようで各々自由に献花を行っていました。

場所にもよりますが、教会の聖堂、受付や待合室などは明るく、日本の暗いイメージの葬儀とはまた違った雰囲気があります。

 

さいごに

宗教によって葬儀のマナーや作法は様々だと思います。しかし、いずれにせよ大事なことは“その場に立ち会う”ということ。形に囚われず、万が一の時は温かく故人を思っていきたいですね。